3年生プロジェクト卒業 記録

「環境教育プロジェクトでの2年間を振り返って」

 

自分が環境教育というプロジェクトを通じて小学生と接したときにまず思ったことは、

自分の伝えたいことを伝えきれないことの難しさだった。

自分の持っている知識を小学生が理解しやすいように考えてしゃべっているつもりでも難しくなってしまったり、飽きられてしまったりと、どうすればいかに小学生に魅力を感じてもらい惹きつけられるか、というのが最初の課題だった。

 1年があっという間に過ぎ、自分達が3年生に上がり2年生が加入してくると、後輩ができたということで責任感や去年以上のモノを作っていかなきゃいけないという緊張感と、同時に人数が急激に増えたということで他の人に甘えてしまったりとメリットもデメリットもあった。

そして、イベントの準備やボランティアなどで活動日が多く、全員が揃って活動できる日が少なく、

活動の共有が難しかったが定期的に集まったりなどで意識を共有できてよかった。

最後のイベントでは、雨天時の対応の悪さが出たが、去年の反省を活かし、子どもと積極的に接する、学習をより遊びに近づける、時間配分を考える、など、主催側も参加者側も無事に楽しく自然の中で遊ぶことができ、

去年よりも良いものができたのではないかと思う。

したがって、この2年間の環境プロジェクトは自分にとってとても有意義な時間になった。

一応卒業という形にはなったものの、機会があればぜひまたこのプロジェクトの活動に関わっていきたい。

 

三橋拓海

「環境教育プロジェクトにはいって」

 

私がはじめ、環境教育を始めるのには理由が2つありました。

 1つ目は、「何かを自分たちで一から立ち上げたい」ということです。

私は、人から指示されたことをそのままの形で表現することが、あまり好きではなく、プラスαで自分のしたことを 形に残したかったので、環境プロジェクトを選ぶ時もそこを第一に考慮しました。

 2つ目は、「環境学部として学んだことを何かに生かしたい」ということです。

私が武蔵野大学環境学部に入学した理由もここにあります。

授業では、自分に知識をつけられます。私はその知識をたくさんの人に広められれば、

今後「環境」について興味を持ってくれる人が増えてくれるのではないかと思いました。

そこで着目したのが「環境教育」でした。

イベントをやるまでには、企画はもちろんのこと、参加小学校へのアポ取りや、訪問、そしてビラを作成したり、参加者の保険を申し込みに行ったり…

環プロを通じて、なかなか出来ない、貴重な経験が出来ました。

環プロでやったこと11 の出来事が、思い出でもあり、自信にもつながっているのは確かです。

もし、私が「環境教育」に入っていなければ…きっとこんな行動力は身につかなかったでしょう。

確かに、大変なこともたくさんありました。メンバー同士衝突することや、

頑張ったのにうまく行かなくて悔しい思いをしたこと、たくさんありました。

しかし、これも全て私にとっては大切な大学生活での思い出です。

字では表せない程、このプロジェクトからはたくさんの経験や知識をいただきました。

「子どもが好きで、環境に興味がある」ただの大学生のままで終わらずに、実際に行動に移せたことが今までの大学生活の中で1番達成感のあることと言えます。

 

2年間諦めずにこのプロジェクトを続けて、心から良かったと思えます。

最後に、メンバーの皆には色んな意味で迷惑をたくさんかけてきました。本当にすみません。

「環境教育」のメンバーに出会えたことは、一生ものの思い出です。

私がこのプロジェクトをここまで頑張って出来たのはこのメンバーのおかげです。

いつもありがとう。

この知識を今後最大限に生かしていきたいです。

 

山中梢

「環境教育プロジェクトでの2年間

 

どーも!やるときわやる男、、宮地祐輝です!()

 僕は環境教育プロジェクトを2年間やってきてたくさんのものを得ることができました。

その中で自分にとって一番価値があると思うのは、かけがえのない仲間ができたことです。()

 後輩はもちろんですが同学年の人でもこのプロジェクトに入る前までは一度も話したことがない人もいました。

そのような人たちと仲良くなれたのも、自主開催のイベントを成功させるために

力し合い、また時には罵倒し合いと同じ時間を共に共有しあった結果だと思います。

はじめは単位取得のために環プロを履修しましたが、

最終的には単位以上に価値のあるものを得ることができました。

2年間環境教育プロジェクトに所属して本当によかったです(^ω^)

 

宮地祐輝

「環境教育に入って実行力のある人間になれた

 

このプロジェクトは立ち上がって2年目だが、私は今年から1年間の活動となった。

その内容は環境に関するボランティアの参加、イベントの企画、参加者募集、イベント開催と

実に有意義なものだった。

この環境プロジェクトという授業には他にも多くのプロジェクトがあり、

 2つを掛け持ちする形での参加となったが、こちらの方が充実していたように思う。

この充実度の差は何に左右されるのか、一つは活動の一貫性だと考える。

環境教育の初代リーダーである堀氏(以下ほりちゃん。)はそれに重点を置いていたように思う。

地域のボランティアに参加しイベント開催のコツを学び実行する。

細かい活動の時期、期間も各々きちんと決まっていた。

そしてもう一つは実行(行動)力。

れも実はほりちゃんにかなり助けられた。ボランティアのアポはほとんど彼がとってくれた。

結局のところ、他方のプロジェクトがこちらほどの充実感が得られなかったのは

プロジェクト自体の良し悪しではなく、大部分は自分自身で活動していこうと行動しなかったからだろう。

 

さて、この環境教育の活動で実行力の大切さを知ったわけだが、それに至るまでは様々な経緯があった。

きちんと計画を立てて念入りに準備をしても、所詮素人で一筋縄にはいかなかった。

半年かけてイベントの開催方法について学び、3か月かけてイベントを企画したのだが、

なんと肝心の参加者が思うように集まらず、多くの小学校に再度告知のお願いをすることに。

今振り返ると活動全体でたくさんの失敗をし、時には恥もかくようなこともあったように思う。(恥をかいたのは俺だけかも…)

それでもあきらめずに呼びかけを行うことで、最終的に10人以上参加者が集まり大いに盛り上がるものとなった。

失敗を恐れず何事にも挑戦することが大切で、かつそれは学生時代の今だからこそできることなのだろう。

そしてこれが実行力につながることは自明の理である。

 

最後に、私はこのプロジェクトに入ってよかったと心から思う。

リーダー、サブリーダーのみんなはお疲れ様。そしてありがとう。

 

坂崎和晴

「環境教育プロジェクトに入って」

 

環境教育って何?って思う人も多いかもしれませんが、

文字通り私たちは、子供を対象に環境について教えてきました。

ただ教えるのではなく、実践的な教えと子供目線から環境を捉えて教えるのが私たちの特徴です。

そのために私たち自身も勉強しなくてはならないので、

NPO法人と連携し、プロの環境教育をボランティアとして何回もお手伝いし、知識を得てきました。

ボランティアを重ねるごとに、メンバーの団結力や意識も向上していったかなと思います。

大学生ながらNPO法人や小学校と連携できるなんて、貴重な経験で社会勉強にもなります!!

また、私たちは最終目標としてイベントの実施を掲げてきました。

環境教育のイベントをゼロベースから作りあげます。

つまり、企画・提案・交渉・実施をすべて自分たちでやります!こんな経験滅多にできないですよね。

形の無いモノをみんなで作りあげる楽しさと責任感は、このプロジェクトだからできることですね。

 

ここで培った力は必ず活かせる時があると思います。

その時はこのプロジェクトのメンバーと環境教育を教えた子供たちの顔を思い出し、

これからの糧として大切に胸に刻みたいと思います。

みんな!!!ありがとう!!

 

牛山大輔

「環境教育プロジェクトにはいって

 

未来を作るのは他でもない子供たちです。

次世代にこの自然環境を残す為には、まず子供たちに自然を好きになってもらうことが大切だと私は思います。

そこで、自分はその為に何が出来るだろうと考えたときにこの環境教育プロジェクトに出会いました。

3年に入ってこのプロジェクトに入り、最初はここで自分がどんな役割をすればいいのかわからず困惑していましたが、一度2年と3年で意見を交換して、各々言いたい事を言わせてもらえる場をもうけてからは、このプロジェクトの大きな目標である自主イベントに向けて焦点を定め、本格的な活動が進行していきました。

実際に自分たちでイベントをやるために動き出してからは、

公園探しから始まり、イベントの内容作り、小道具作り、参加してもらう子供たちの募集をかける為の小学校や児童館への許可取りまで、沢山やることがありました。

次から次と問題が出てくるので大変でしたが、私は一つのイベントを一から作るのが始めてだったので、

どんなものが出来るのだろうと内心とてもわくわくしていました。

そうやって四苦八苦しながらなんとかイベント当日を迎え、イベントが無事に終わった時には本当に達成感を感じることが出来ました。

イベント中に子供たちと接していると、彼らのそれぞれの性格が出たり、途中で飽きてしまったりと、子供を相手にするのは本当に大変だなとも思いましたが、

その分純粋にイベントを楽しんでくれているのが分かって、とても嬉しかったです。

特に、紅葉の移り変わりを教えるところの場面で、子供たちが一生懸命落ち葉から色とりどりの紅葉を探している姿はとても微笑ましく、楽しそうに自然と戯れている姿が印象に残っています。

子供たちにクイズを出す時にも、我こそはと手を挙げて発言してくれて、頑張って作ったかいがあったなぁと思いました。

 

私はこのプロジェクトで1年間活動をして、

仲間との助け合い、本気で意見を言う大切さ、そしてなにより子供たちへ環境教育をするにあたっての難しさ、楽しさを学ぶ事が出来ました。

還プロは卒業になってしまいますが、これからも環境教育の活動は続けていきたいと思っています。

そして色々なことを教えてくれたこのプロジェクトも、ぜひぜひこれからも残っていって欲しいと思っています。

本当に貴重な一年間でした。感謝です!

ありがとうございました。

 

南川 麻綾

武蔵野大学       環境教育プロジェクト

☆活動目的

持続可能な社会の構築のため、次世代の子供たちに向けた環境教育によって社会貢献を実践していく。

☆活動目標

自然体験を通じたイベントを企画し、そこで子供たちが自然の大切さに気づき、環境問題について自発的に学び行動できるよう導く。

 

2011年より活動開始!!